成績が上がる最高のパターンを知っていますか??
成績が上がるにはセオリーがあるんです。
よくあるのは、「自分は成績がいいけれど、教えるのが下手」というケース。もちろん、このページを見ている先生の中に もいるでしょう。実は、自分が勉強しているときは、いまからお伝えする内容を、"感覚的にやってきた"という人がほとんどです。「感覚的にやってきた」ということは、「ノウハウ」になっていないから、「自分の勉強はできても、人の成績を上げることが難しい」のです。
それが、「成績を上げたことのない先生に習うと、成績はなかなか上がらない」と言われる所以なんですね!
それでは、成績が上がるのは、どんなパターンのときでしょうか?
一緒にを見ていきましょう。
- 勉強した単元が理解できたと思う
- まずは、「分かった!」と思わせてあげることが第一歩。「分かった!」になれば、「じゃあ次は問題をやってみよう」と、STEP2へ進んで行けば良いわけです。この「分かった!」がなければ、生徒さんはいつまでも「この問題は難しいからやりたくない」「この単元嫌い」と、気持ちが問題から遠ざかってしまいます。「分かったつもり」でも良いから、まずは「分かった!」という感情を持ってもらうことで、初めて次へ進むことができるのです。
- 小テストや確認問題をやると、できるようになった
- 「分かった!」の次に来るのは、当然「実践」です。問題を実際に解くことで、どこの理解が足りていなかったかが分かります。「分かった!」と思っても、問題をやると分からない、というのは当たり前。自信喪失ではなく、「これをするから分からないところが分かって、できるようになるんだよ!」と励ましながら理解を深めてください。
- はじめて「できる!」の実感が持てる
- ステップ2で、問題がスラスラ解けるようになれば、シメたもの!生徒も、「テストで行けるんじゃないか?」と自信を持てて、「力試し」をしたくてうずうずしてくるはずです。
- 定期テストや模試での成績が上がる
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練習した通りに結果が出れば、最高ですよね!全部完璧にできる必要はないんです。「頑張って練習したところ」さえ、きちんとできていれば、その分だけ確実に点数は上がります。
ここポイントですよ!結果の点数ではなく、「やったところがキチンとできているかどうか」を見てあげてください。あとはその数(範囲)を増やしていくだけです! - 気を良くして勉強を続ける
- 当然結果が出れば、本人も気分良く勉強できます。要は、「頑張ったことが結果に出た」という手応えが大事なのです。勉強もスポーツも、これがあるから頑張れるんです。禅の修行ではないのですから、結果が出てこそ「楽しく」勉強ができるというもの。結果が最高のご褒美です。
- 志望校に合格!!
- どうですか?やることはとってもシンプル。1から5までを繰り返すこと。もし分からないことや、苦手な単元が出てきたら、もう一度ステップ1に戻ればいいだけなんです!このステップを、生徒さん自身にも分からせてあげ、生徒さん自身が自立ができれば、必ず志望校に合格できますよ!
講師のみなさん!「そんなの当たり前のことでしょ!」と思いますよね!
でも、実際は当たり前だけど、多くの人ができていなかったり、つい忘れてしまいがちなことなんです。大事なのはあくまでも「生徒さんがどう感じているか?」です。大切なのは、「自分は分かりやすく教えてやったぞ」という自己満足ではなく、生徒さんが「理解でき」「勉強を楽しいと感じ始め」「成績が上がる」この3ステップなんです。
ビジネスの世界でも同じで、自分ひとりがダントツの営業成績を上げても、それほど評価は高くありません。では、誰が一番評価が高いのか、と言えば、"自分と同じように他人の成績を上げさせられる人"なんですね。
自分ひとりが1000万円の売り上げを上げたとしても、1億円売り上げるには、睡眠時間を削って10倍働かなければならないわけです。でも、1000万円売上を上げられる人を10人、100人作れたらどうでしょう?
プロの家庭教師でない、学生先生も、カテオクにはたくさんいらっしゃいますが、年の近い先生の話だからこそ素直に聞けたり親近感を持てる、という最大の利点もあります。気負わずに、あくまでも生徒さん目線で指導してあげれば、必ず指導の成果はついてきますから、是非頑張ってくださいね。