家庭教師選びの注意点
家庭教師を選ぶとき、もっとも大切なことは、お子さんが勉強を頑張れる先生かどうか、ですよね。
ですが、お子さんに良い先生をつけたいと願うあまり、こんな風に思い込んでしまっていることが良くあります。
×家庭教師派遣会社に頼めばOK?
大手家庭教師会社では、無料体験で教えに来る人は営業マンです。
実際には無料体験の時と違う人が来ることがほとんど。
そうと知らずに、申し込んで、後で解約しにくい契約になっていた、ということもあるので、十分にご注意を。
×親と先生の相性 〇子供と先生の相性で選ぼう!
実際に家庭教師を雇うのはお金を払う親だと言えますが、それでも一番大切なのは、
「親と家庭教師」の相性ではなく、「子供と家庭教師」の相性です。
親とは話がはずむけど、子供が委縮して質問できない、子供になめられてしまう、
子供と話がかみ合っていないのでは?と感じる先生は、「相性が良い」とは言えません。
ただ、一見ノリが良くて楽しそうな先生が相性が合うわけではありません。
油断しがちな生徒さんだったら「厳しいこともビシッと言ってくれる先生」が良い先生になるでしょうし、
保護者の方の目線で見て「この先生とだったら頑張ってくれるんじゃないかな」と思える先生を
選んであげてください。
×東大、京大出身の先生なら間違いない?
重要なのは、出身学校だけではありません。
出身校に惑わされずに、「コミュニケーション力」を見てください。
先生が東大出身でも、どんなに頭が良くても、「教えるのが上手」とは限りません。
頭の良すぎる先生のなかには、「何故こんなに簡単な問題が分からないんだろう?」と、
逆に教えることがとても苦手、という人もいます。
有名大学出身でなくても、東大や有名大学の合格生を出している先生の方がむしろ、
教えるのがうまい、成績を上げさせることが得意、ということは少なくありません。
×当然現役合格した先生の方が良い先生だ!
前述の有名大学の先生と同様に、「現役合格しているから良い」とは限りません。逆に、浪人の1年間で、飛躍的に成績をUPさせたり、
苦手科目を得意科目へと変貌させたりと、浪人からの難関合格の中には、
生徒さんの役立つ情報がたくさんあります。
現役合格した先生がいい!と決めつけずに、
自分なりの勉強法を持っている先生を探すのがおススメです。